肩こりは、首の後ろ側から肩や背中にかけて、張り感や凝り感、鈍痛などを感じます。頭痛や吐き気を伴うこともあります。
姿勢の悪さにより、肩こりを感じます。姿勢が悪くなるだけで、通常の5倍ほどの負担がかかることになり、肩こりのリスクが高まります。つまり原因となる不良姿勢を改善しないと、再発し続けることになります。
まずは姿勢のチェックします。どんな時に、どのような姿勢になっているのか?を日々の生活やお仕事についてお話を聞かせていただきます。
例)長時間のデスクワークの患者さまがどんな姿勢でパソコンを操作しているか など
当院には、コンビネーション治療器というものがあります。
(超音波治療と電気治療を同時に受けられる機材)
・超音波治療:炎症物質の抑制と痛みを減らす治療方法(非温熱作用:通称ミクロマッサージ)
・電気治療:痛みの緩和と組織の修復を早める治療方法(ハイボルテージ・マイクロカレント)
①姿勢矯正:不良姿勢を良い姿勢に改善していきます。
例)まき肩の場合:大胸筋、小胸筋、上腕二頭筋などの筋マッサージやストレッチ
②リラクゼーション:こっている筋肉は、血流が悪くなることで痛みの物質がたまっている状態です。肩こりを感じている筋肉へ治療することで、不快感を取り除きます。
例)僧帽筋の筋マッサージやストレッチ
首や肩の筋肉をサポートするテーピングをすることもあります。
①エクササイズ・ストレッチ:肩こりの原因のほとんどは姿勢の悪さです。
徒手療法で姿勢矯正をしますが、これを維持するためにはエクササイズが必要です。
また、悪い姿勢にしてしまう筋肉に対してはセルフストレッチが重要です。
例)広背筋のエクササイズ、胸鎖乳突筋のセルフストレッチ
②生活指導:姿勢を改善する治療に加え、セルフケアも必須です。
私生活で再発予防する時に大切なのは「意識すること」です。
仕事中や日常生活で気を付けるポイントを患者さまの生活スタイルに合わせてご提案いたします。
例)デスクワーク中に、気づいたらいい姿勢をとるようにする。スマホを操作する時は、あごを引くように意識する。など
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