岡山県玉野市で肩の痛み(肩甲挙筋損傷)についてお困りの方。
肩甲挙筋損傷は、肩甲骨を動かす役割を担う肩甲挙筋(けんこうきょきん)が損傷することによって引き起こされる肩の痛みです。特に重いものを持ち上げる動作や、肩を繰り返し動かすことで負担がかかり、肩甲挙筋が傷つくことがあります。また、長時間同じ姿勢で作業をする場合や、無理な姿勢での運動でも発症することがあります。肩甲挙筋損傷は、特に肩を上げたり、後ろに引いたりする動作で痛みが悪化しやすく、放置すると肩の可動域が制限され、日常生活にも大きな支障をきたすことがあります。この記事では、肩甲挙筋損傷に関する症状や原因、簡単な検査方法、治療法、そしてよくある質問について詳しく説明します。
1. 肩や首の痛み
肩甲挙筋が損傷すると、肩や首の後ろに痛みを感じることが一般的です。特に首から肩にかけての筋肉の張りや痛みが強くなることがあり、肩甲骨の周りにも違和感を覚えることがあります。
2. 肩甲骨周りの筋肉のこわばりや緊張
肩甲挙筋は肩甲骨と首をつなげる重要な筋肉です。この筋肉が損傷すると、肩甲骨周りの筋肉が硬くなることがあります。筋肉のこわばりや緊張感が続くと、さらに動きにくくなり、痛みが増すことがあります。
3. 腕を上げると痛みが増す
肩甲挙筋は肩を動かす際に大きな役割を果たします。この筋肉が損傷している場合、腕を上げる動作や、肩を後ろに引く動作で痛みが増すことがあります。特に、荷物を持ち上げる、物を棚に置く、髪を結ぶなどの動作が痛みを引き起こします。
4. 可動域の制限
肩甲挙筋が損傷すると、肩や首を動かす際の可動域が制限されることがあります。肩を上に上げる、横に広げる、後ろに引くといった動作に制限がかかり、痛みや違和感を伴います。
5. 肩こりや首こり
肩甲挙筋は肩や首の動きに関与しているため、肩こりや首こりの症状も見られることが多いです。肩や首に常に重だるさや痛みがあり、寝違えや長時間の姿勢維持が痛みを悪化させる原因になることもあります。
6. 頭痛
肩甲挙筋の損傷に伴って、緊張型頭痛が引き起こされることがあります。首から肩にかけての筋肉の緊張が頭痛の原因となることが多く、特に肩のこりがひどくなると同時に頭痛も発生することがあります。
7. 動作時の「引っかかり感」や「つっぱり感」
肩甲挙筋が損傷すると、肩を動かす際に引っかかり感やつっぱり感を感じることがあります。特に腕を動かす際に、肩甲骨周りに不快感を覚えることがあります。
8. 筋肉の疲労感やだるさ
肩甲挙筋の損傷により、肩や首周りの筋肉が疲れやすくなることがあります。特に長時間の作業や運動後に、筋肉が疲労してだるさを感じやすくなります。
9. 痛みの放散(放散痛)
肩甲挙筋の損傷は、痛みが肩や首だけでなく、腕や背中に放散することがあります。このため、他の部位にも痛みが広がり、最初の痛みの場所だけでなく全体的な不快感が感じられることがあります。
1. 過度な負担や繰り返しの動作
肩甲挙筋は肩や首の動きに関わっているため、繰り返しの肩の動作や過度な負担がかかることが主な原因となります。特に、重い物を持ち上げる、腕を繰り返し上げる動作(例えば、スポーツや仕事など)で筋肉が過度に使われると、筋肉が疲労しやすく、損傷のリスクが高くなります。
2. 不良姿勢や長時間の同じ姿勢
長時間同じ姿勢を続けることが肩甲挙筋損傷の原因になることがあります。例えば、デスクワークやスマートフォンを使っているときなど、肩が前方に引っ張られた姿勢が続くことで、肩甲挙筋が常に緊張した状態になります。この緊張が続くと、筋肉に負担がかかり、損傷が生じることがあります。
3. 急激な負荷や無理な動作
急激に肩や首に無理な負荷をかける動作、例えば重いものを無理に持ち上げる、肩を急に回すなどの動きが肩甲挙筋に損傷を与えることがあります。特にスポーツや仕事で無理をしてしまうと、筋肉にダメージが蓄積しやすくなります。
4. 姿勢の不均衡や筋力のアンバランス
肩甲挙筋が関わる部分の筋肉の筋力バランスが崩れている場合、肩甲挙筋に過剰な負担がかかります。例えば、背中の筋肉が弱い、胸の筋肉が硬いといった筋力のアンバランスが、肩甲挙筋を無理に使わせ、損傷を引き起こす原因となります。
5. 加齢や筋肉の衰え
年齢を重ねると、筋肉が硬くなり、柔軟性が失われがちです。加齢による筋肉の衰えや血流の悪化が原因で、肩甲挙筋が損傷しやすくなります。また、年齢に伴って、姿勢が崩れやすくなることも筋肉に負担をかける要因となります。
6. 急激なストレスや精神的な緊張
精神的なストレスや緊張が肩や首の筋肉に影響を与え、筋肉が硬くなることがあります。特にストレスが多い状況では、無意識のうちに肩に力が入ってしまい、肩甲挙筋を酷使してしまうことが原因となることがあります。
7. スポーツや運動の不適切なフォーム
特にスポーツで肩を使う動作が多い場合、不適切なフォームや過度な練習が肩甲挙筋を傷める原因になります。例えば、バドミントンやテニスなど、頻繁に肩を使うスポーツで間違ったフォームや過剰な動作を繰り返すと、肩甲挙筋に無理な負荷がかかります。
8. 外傷や事故
直接的な外的衝撃(事故や転倒など)が肩甲挙筋を損傷することもあります。例えば、スポーツや仕事中の事故で、肩に衝撃が加わることによって筋肉が引き伸ばされたり、断裂したりすることがあります。
1. 手技療法(マッサージやストレッチ)
肩甲挙筋損傷の回復には、肩や首の筋肉をほぐす手技療法が効果的です。ジール整骨院では、肩甲挙筋を中心に肩や首周りの筋肉の緊張を和らげ、筋肉の柔軟性を改善するために、手で行うマッサージやストレッチを実施しています。これにより、血行が促進され、痛みが軽減し、回復を早める効果があります。
2. 物理療法(温熱療法や冷却療法)
肩甲挙筋損傷がある場合、温熱療法と冷却療法が有効です。
温熱療法: 温めることで血流を改善し、肩の筋肉の緊張を解きほぐします。これにより、筋肉の柔軟性が回復し、痛みが和らぎます。
冷却療法: 急性期には冷却を行い、炎症を抑えるとともに、腫れや痛みを軽減します。
3. 電気療法(低周波・高周波治療)
ジール整骨院では、電気療法を使用して肩甲挙筋周りの筋肉にアプローチします。低周波や高周波の電気刺激により、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減する治療法です。これにより、肩周りの筋肉の回復が早まります。
4. 筋力強化トレーニング
肩甲挙筋損傷から回復した後は、肩や首周りの筋力を強化することが重要です。ジール整骨院では、患者様の状態に合わせて、肩の安定性を高めるためのリハビリトレーニングを行います。これにより、再発防止と肩の機能回復を図ります。
5. 姿勢改善指導
肩甲挙筋損傷の原因として、姿勢の悪さがある場合があります。ジール整骨院では、正しい姿勢を維持するための指導を行い、肩甲挙筋に余計な負担がかからないようサポートします。これにより、肩や首の筋肉がリラックスし、治癒が促進されます。
6. 骨盤調整と姿勢矯正
肩甲挙筋への負担は、骨盤の歪みや全身のバランスの崩れが原因となることもあります。ジール整骨院では、骨盤や姿勢の調整を行い、全体的な体のバランスを整えることで、肩甲挙筋にかかる無駄な負担を減らす治療を行います。
7. アフターケアと予防指導
肩甲挙筋損傷が回復した後も、再発を防ぐためには継続的なケアが重要です。ジール整骨院では、ストレッチや筋力強化を取り入れた予防指導を行い、日常生活での負担を減らすためのアドバイスを行います。これにより、再発を防ぎ、肩の健康を維持します。
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