シンスプリントの主な症状
・すねの内側の痛み
シンスプリントの最も典型的な症状は、すねの内側(脛骨の前面)に痛みや違和感を感じることです。痛みは、運動をしている最中や運動後に強くなり、安静時には軽減することがあります。
・運動後の痛みの増加
特にランニングやジャンプ、歩行などの運動を行った後に痛みが強くなるのが特徴です。長時間のウォーキングや走行後に、脛の痛みがひどくなることがあります。
・痛みの持続時間
初めは軽い痛みから始まり、運動を続けるうちに痛みが持続的になったり、時間が経過するにつれて痛みが強くなることがあります。特に走るときに痛みを感じやすいです。
・足を押すと痛みが増す
脛部分を軽く押したり、足を動かしたときに痛みが増すことがあります。触れることで、筋肉や筋膜が硬くなっている場所に痛みを感じることがあります。
・ふくらはぎや足首の筋肉の緊張
・痛みがある部位と関連して、ふくらはぎや足首周辺の筋肉が緊張していることがあります。これがさらに痛みを悪化させる原因になります。
・運動時の違和感
痛みが強くなると、運動時に違和感や不快感が生じ、足の使い方が不自然になることがあります。これにより、運動フォームに悪影響を与える場合もあります。
ジール整骨院では、コンビネーション治療器という機器を導入しており、炎症の軽減や痛みの緩和を目的としています。電気治療を同時に行えることにより痛みを和らげるだけでなく、組織の修復を促進し、回復を早める効果があります。症状が出始めてから数日〜数週間の間に電気治療を併用することで、より早い回復が期待できます。
用途→ 症状や治療目的に応じて、機器のモードを適切に設定して使用します。
動かし方→ 基本的には機器を動かさずに使用しますが、筋肉には垂直方向に動かし、腱や靭帯には水平方向に動かして治療します。
出力設定→ 症状の経過に合わせて、急性期には低出力、亜急性期には中出力、慢性期には高出力の設定で治療を行います。
照射時間→ ハイボルテージ治療は1〜3分、MCR(モダリティ治療)は5〜20分、超音波治療は利用者様の感じる熱さを確認しながら時間を調整して行います。
シンスプリントの治療法
・手技療法(マッサージ・ストレッチ)
脛の筋肉やふくらはぎの筋肉の緊張をほぐすため、手技療法を行います。筋肉の柔軟性を高めることで、痛みを和らげ、回復を促進します。
・アイシング(冷却療法)
初期段階での痛みや炎症がひどい場合、アイシングを行い、炎症を抑えることが重要です。冷却することで、血流を落ち着け、痛みを軽減します。
・運動療法
シンスプリントの回復には、適切な運動療法が欠かせません。強化運動やストレッチを通じて、足首やふくらはぎ、股関節などの筋力バランスを整え、再発を防ぎます。正しいランニングフォームや姿勢を指導することも大切です。
・テーピングやサポーターの使用
シンスプリントの痛みを軽減するため、テーピングやサポーターを使って、過剰な負荷がかからないようサポートします。特に運動時に有効です。
・電気治療
低周波治療や高周波治療など、電気治療を使用して、筋肉のリラクゼーションを促進し、痛みや炎症を軽減することができます。
・休養と適切な運動管理
無理に運動を続けることは回復を遅らせることがあるため、痛みが引くまでしっかりと休養を取り、負担の少ない運動に切り替えることが重要です。
・姿勢や動作指導
シンスプリントは、足の使い方やランニングフォームに問題がある場合に悪化することがあります。ジール整骨院では、適切な姿勢や動作指導を行い、再発防止を目指します。
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