シンスプリントは、運動を続けているうちにすねの内側に痛みが生じる症状です。特にランニングやジャンプなどの高強度な運動を頻繁に行う人に多く見られます。この症状の主な原因は、過度の運動による筋肉や骨への負担であり、放置すると症状が悪化する可能性があります。早期に適切な治療を受けることが、改善への鍵となり、適切なケアを行うことが重要です。
シンスプリントの診断方法は、圧痛の確認です。すねの内側を押すと痛みが生じることが特徴で、特に脛骨(けいこつ)という太い骨に沿って痛みが現れます。痛みの感じ方は個人差がありますが、押すと痛む、触れると熱感があるなど、さまざまな症状が見られます。この圧痛の位置や程度を確認することで、シンスプリントの重症度を判断するための重要な手がかりとなります。
シンスプリントの施術方針❶
・筋肉の緊張へのアプローチ
→ 後脛骨筋や長趾屈筋の柔軟性を向上させるため、筋肉のマッサージやストレッチを行います。
シンスプリントの施術方針❷
・鍼灸治療
→ 鍼を使った治療により、筋肉の血流を改善し、組織の回復を促進します。
腓腹筋・ヒラメ筋に対するストレッチを行なっていくことで、筋肉の緊張を落とし、組織を回復させていきます。
ジール整骨院では、コンビネーション治療器という機器を導入しており、主に炎症の軽減や痛みの緩和を目的としています。この治療器の特徴は、電気治療を同時に行える点で、痛みを和らげるだけでなく、組織の修復を促進し、回復を早める効果があります。特に症状が出始めてから数日〜数週間の間に電気治療を併用することで、より早い回復が期待できます。
用途
→ 症状や治療目的に応じて、機器のモードを適切に設定して使用します。
動かし方
→ 基本的には機器を動かさずに使用しますが、筋肉には垂直方向に動かし、腱や靭帯には水平方向に動かして治療します。
出力設定
→ 症状の経過に合わせて、急性期には低出力、亜急性期には中出力、慢性期には高出力の設定で治療を行います。
照射時間
→ ハイボルテージ治療は1〜3分、MCR(モダリティ治療)は5〜20分、超音波治療は利用者様の感じる熱さを確認しながら時間を調整して行います。
玉野院のグループ院であるジール整骨院 泉田院では、県内でも珍しい**超音波画像診断装置(エコー)**を導入しています。この機器を使用することで、外部からは確認できない筋肉の動きや炎症の有無を、リアルタイムで詳しく見ることができます。
ジール整骨院では、『REHASAKU(リハサク)』というシステムを導入し、セルフケアのサポートを行っています。セルフケアは、痛みの回復を早めるだけでなく、日常的な健康維持にも非常に重要です。このシステムでは、ストレッチやエクササイズの動画を確認でき、施術後の痛みの変化をスタッフに簡単に通知することも可能です。これをきっかけに、マッサージやストレッチ、適度な運動をライフスタイルに取り入れてみましょう。さらに、スタッフは自宅で安心してケアを行えるよう、アフターサービスにも力を入れています。
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