足根洞症候群とは、足首の内側にある足根洞というトンネル内で神経が圧迫されることによって発生する疾患です。足裏や足指のしびれ、痛み、夜間の痛みなどが主な症状です。これらは長時間の立ち仕事や運動、または不適切な靴を履くことが引き金となり悪化することがあります。
以下は、足根管症候群の主な症状です。
足根管症候群の主な症状
・足の裏やかかとのしびれ、痛み
足根管症候群の最も一般的な症状は、足の裏やかかと部分に現れるしびれや痛みです。特に、足の内側や親指の付け根部分に強い痛みや違和感を感じることがあります。
・足の内側やかかとの痛み
足の内側(足根管が通る部分)やかかと部分に鈍い痛みや焼けるような痛みを感じることがあります。特に長時間立っているときや歩いているときに痛みが増すことが多いです。
・しびれや感覚異常
足根管症候群では、足の裏にしびれや感覚異常が現れることがあります。これにより、足に何かを触ったり、動かしたりしても、正常な感覚を感じられない場合があります。
・夜間に症状が悪化することが多い
足根管症候群の症状は、夜間や寝ている間に悪化することがあります。寝ているときに足を曲げたり伸ばしたりすると、神経が圧迫されてしびれや痛みが強くなることが多いです。
・歩行時の違和感
歩く際、特に長距離を歩いたりすると、足に違和感を感じたり、痛みが強くなることがあります。これにより、足の動きに制限がかかり、歩行が不自由になることがあります。
・足指の動きに制限
足根管症候群が進行すると、足指を動かすときに痛みが増したり、動きが鈍くなることがあります。特に足の親指や小指に違和感を感じることが多いです。
・足に力が入らない感じ
足根管症候群によって、足の力が抜けたような感覚や、足を上手に使えない感覚を感じることがあります。これは神経の圧迫によるものです。
・足の疲れや重だるさ
足が疲れやすく、特に長時間立っていたり歩いたりした後に、足が重く感じたり、だるさを感じることがあります。
足根洞症候群の施術方針❶▶︎筋肉の緊張緩和と柔軟性向上で下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋肉をリリースし、さらに母趾外転筋の柔軟性を高めることを目指して施術を行います。
足根洞症候群の施術方針❷▶︎鍼灸治療では 鍼治療を行うことで筋肉の血流を促進し、組織の回復をサポートします。
ジール整骨院には「コンビネーション治療器」と呼ばれる機器があります。この治療器は主に炎症を抑えたり、痛みを和らげるために使用され、特に電気治療との併用が効果的です。痛みの軽減と組織の修復を促進し、早期回復をサポートします。特に症状が発生してから数日〜数週間の間は、電気治療と組み合わせた治療が非常に効果的で、より迅速な回復が期待できます。
用途▶︎症状や目的に応じて、治療モードを変えて使用します。これにより、最適な効果が得られます。
使用方法▶︎基本的には治療器を動かさずに使用しますが、筋肉には垂直方向に、腱や靭帯には水平方向に動かして治療します。
出力設定▶︎症状の進行状況に応じて、出力設定を調整します。急性期(症状が発生したばかり)は低出力、亜急性期(回復の兆しが見え始めた頃)は中出力、慢性期(長期間続く症状)には高出力を使用します。
照射時間
これにより、個々の症状に最適な治療が提供され、早期回復に繋がります。
ジール整骨院での足根管症候群の治療法
・手技療法(マッサージ・ストレッチ)
足根管症候群の治療において、足首周辺の筋肉やふくらはぎの筋肉、足の裏の筋肉をほぐすことが重要です。手技療法を用いて筋肉の緊張を和らげ、神経への圧迫を軽減します。また、足根管周辺の筋肉の柔軟性を向上させるために、ストレッチも行います。
・神経リリース療法
足根管内の神経が圧迫されることが原因となっているため、神経の圧迫を解放するための神経リリース療法を行います。これにより、神経への圧力を軽減し、しびれや痛みの症状を緩和します。
・電気治療(低周波・高周波治療)
低周波や高周波の電気治療を使用して、筋肉の緊張をほぐし、神経痛を軽減します。電気刺激が血行を促進し、痛みを和らげる効果があります。特にしびれや痛みが強い場合に有効です。
・アイシング(冷却療法)
炎症がひどくなる前に、アイシングを行って冷却することが症状の緩和に役立ちます。冷却す
ことで、血行が安定し、腫れや炎症を抑えることができます。特に急性の痛みや炎症が強い場合に有効です。
・温熱療法(ホットパック)
温熱療法を使って、血流を改善し、筋肉の緊張を和らげることができます。温かいパッドやホットパックを使用することで、筋肉の柔軟性が向上し、足根管症候群の症状が緩和されます。
・姿勢や歩行指導
足根管症候群は、長時間の立ち仕事や不適切な歩行姿勢、足への負担が影響することがあります。ジール整骨院では、正しい姿勢や歩行方法を指導し、足への負担を減らすアドバイスを行います。これにより、症状の再発を予防します。
・テーピング療法
足根管症候群における足首のサポートが必要な場合、テーピング療法を行うことがあります。テーピングをすることで、足首や足の動きを安定させ、神経への圧力を軽減します。運動時や歩行時に有効です。
・生活指導と予防法
足根管症候群を予防するため、生活指導や運動指導を行います。長時間の立ち仕事や歩行による足への過度な負担を減らすために、日常生活の改善点をアドバイスし、再発防止を図ります。
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