岡山県玉野市で肘の痛み(肘部管症候群)についてお困りの方。
肘部管症候群は、肘の内側にある「肘部管」と呼ばれる部分で、神経が圧迫されることによって発症する症状です。特に肘を使う動作が多い方、例えばスポーツ選手や手を多く使う仕事をしている方に多く見られます。肘部管症候群は、腕を繰り返し動かすことや、肘を伸ばしたり曲げたりする動作を繰り返すことで、肘の内側にある尺骨神経が圧迫されることにより発症します。
肘部管症候群の症状としては、肘の内側に痛みが現れることがあり、特に肘を曲げるときや、長時間腕を使う動作を行うと痛みが悪化しやすくなります。放置しておくと、神経に長期間の圧力がかかり、腕のしびれや力が入らなくなるなど、日常生活や仕事にも大きな支障をきたすことがあります。
この記事では、肘部管症候群に関する症状や原因、簡単な検査方法、治療法、そしてよくある質問について詳しく説明します。
毎日の顕微鏡を使った診療では、ピントを合わせるために右足でペダルを操作する必要がありましたが、負担が蓄積し、ついには30分歩くのもつらい状態が2か月も続いていました。以前通っていた他の治療院では、治るかどうかも分からないまま施術され、質問しても明確な説明がなく、不安なまま改善も見られませんでした。こちらでは初回から痛みの原因や回復までのプロセスをわかりやすく説明してくださり、安心して施術を受けられました。2週間しっかり通院した結果、今では1時間歩いても全く支障がなくなりました。現在は再発防止のため定期的にケアをお願いしています。あのまま歩けなくなっていたかもしれないことを思うと、本当にこちらに出会えて良かったと心から思います。今後ともよろしくお願いいたします。
1. 肘の内側の痛み
肘部管症候群では、肘の内側(肘の内側の骨と、尺骨神経が通っている肘部管の部分)に痛みが現れることが多いです。この痛みは、肘を曲げる動作を繰り返したり、長時間腕を使ったりすることで悪化することがあります。特に肘を深く曲げると、痛みが強くなることがあります。
2. しびれや感覚異常
尺骨神経が圧迫されることで、腕の小指側(小指や薬指の付け根部分)にしびれやチクチクした感覚が現れることがあります。これが続くと、神経がさらに圧迫されて感覚が鈍くなることもあります。特に、夜間や長時間肘を曲げたままにしていると、しびれが強く感じられることがあります。
3. 筋力の低下
尺骨神経が圧迫されることによって、腕の筋肉に信号がうまく届かなくなり、手や腕の筋力が低下することがあります。特に、小指や薬指を使う動作(例えば、握る動作や手を開く動作)で力が入りにくくなることがあります。物をつかむのが難しくなったり、物を持っているときに力が抜ける感覚があることもあります。
4. 手のひらや指の力が抜ける感覚
手のひらや指に力が入らなくなる、または、手が思うように動かせないという感覚が現れることもあります。これも尺骨神経が圧迫されることによる神経症状の一つです。
5. 肘を曲げたときの痛みや違和感
肘部管症候群の症状の特徴として、肘を曲げたときに痛みや違和感を感じることがあります。この痛みや違和感は、神経が圧迫されることで、肘の内側や前腕に放散することがあります。特に、長時間肘を曲げた姿勢でいると症状が悪化しやすいです。
6. 握力低下
握力が低下し、手に力を入れても物をしっかり持つことができない、または指に力が入らないという症状が見られることもあります。これも尺骨神経の支配範囲である筋肉(特に小指側の筋肉)が弱くなるためです。
7. 疲れやすさや違和感
長時間、腕や肘を使っていると、特に肘を曲げたままの状態で疲れやすくなることがあります。また、常に腕に違和感を感じることもあります。腕や手を使っているときに「重い感じ」や「力が入りにくい感じ」がすることも、肘部管症候群の症状の一つです。
1. 肘を繰り返し曲げる動作
肘を繰り返し曲げる動作は、肘部管症候群の主な原因の一つです。特に、肘を深く曲げた状態を長時間続けることや、肘を繰り返し曲げたり伸ばしたりする動作があると、肘部管にある尺骨神経が圧迫されやすくなります。これが、スポーツや日常生活で繰り返されることで症状が引き起こされることがあります。
2. 肘の外的衝撃や外傷
肘に直接的な外的衝撃や外傷が加わることでも、肘部管症候群が発症することがあります。肘を打ったり、転倒した際に肘を強くついたりすると、肘部管が圧迫されたり、神経に傷がつくことがあります。外傷が直接的な原因となることもありますが、外的衝撃によって肘部管の構造が変化することで、慢性的に神経が圧迫されることもあります。
3. 肘の解剖学的な異常
肘の骨や靭帯、関節に生まれつきの異常がある場合も、肘部管症候群を引き起こす可能性があります。例えば、肘の骨の形状が異常であったり、靭帯が硬くなったり、関節が変形していたりすると、肘部管内の尺骨神経に対する圧力が増加し、症状が発生することがあります。
4. 加齢による変化
年齢を重ねることで、肘の関節や靭帯、筋肉が変化し、肘部管症候群のリスクが高まることがあります。加齢に伴って、肘部管内の組織が硬化したり、炎症が起きることにより、尺骨神経が圧迫されやすくなります。特に、関節の変形や靭帯の緩みなどが原因となることがあります。
5. 反復的な圧迫や姿勢の悪さ
肘を圧迫するような姿勢を長時間とることでも、肘部管症候群を引き起こす原因となります。たとえば、肘をデスクに押し当てたり、肘を曲げた状態で不自然な姿勢で作業をしていると、肘部管に圧力がかかり、尺骨神経が圧迫されることがあります。
6. 腫瘍やその他の病状
非常に稀ではありますが、肘部管に腫瘍や異常組織ができることでも、尺骨神経が圧迫されることがあります。腫瘍や良性の結節が神経に圧力をかけることで、肘部管症候群が引き起こされることがあります。
7. 慢性的な肘の使用
長期間にわたって肘を頻繁に使い続けると、神経に過度の負担がかかることになります。これにより、肘部管内での神経圧迫が慢性化し、症状が発生することがあります。特に、スポーツ選手や手を使う作業が多い職業の方に見られることが多いです。
1. 手技療法(マッサージ・調整)
肘部管症候群の治療で最も重要なのは、肘部管にかかる圧力を軽減し、神経の働きを正常に戻すことです。手技療法では、以下のようなアプローチを行います
筋肉の緊張をほぐす:肘周りや前腕の筋肉が硬くなると、肘部管への圧力が強くなるため、手技を使って筋肉の緊張を和らげます。これにより、神経の圧迫を軽減します。
関節の調整:肘関節や肩関節の動きが悪くなると、神経にストレスがかかりやすくなるため、関節の可動域を改善するための調整を行います。
血流促進:手技によって血行を促進し、神経への栄養供給を助けることで、早期回復を促します。
2. 超音波療法
超音波療法は、高周波の音波を使って深部の組織に働きかけ、炎症の軽減や血行促進を促す治療法です。肘部管症候群の場合、超音波を使って神経周りの炎症を抑えたり、筋肉の硬さを緩和することができます。特に慢性的な症状や痛みが続いている場合に効果的です。
3. 電気療法(低周波・干渉波療法)
電気療法は、痛みの軽減や筋肉の緊張を和らげるために用います。低周波療法や干渉波療法を使うことで、筋肉の過度な緊張を解消し、血流を促進することができます。また、神経の過敏な部分を刺激して、痛みの感覚を和らげる効果も期待できます。
4. 姿勢改善と運動指導
肘部管症候群は、姿勢の悪さや、肘に負担がかかる動作が長時間続くことで悪化します。ジール整骨院では、患者さん一人ひとりに合った姿勢改善や動作指導を行います。特に肘を過度に使うことを避けるための姿勢や、負担の少ない作業方法の指導を行います。これにより、再発を防止し、症状の悪化を防ぐことができます。
5. ストレッチ指導
肘部管症候群では、肘周りや前腕の筋肉が緊張していることが原因となっていることが多いため、ストレッチを行うことが重要です。ジール整骨院では、肘部管症候群に特化したストレッチ指導を行い、柔軟性を改善して筋肉をリラックスさせる方法をお伝えします。これにより、神経の圧迫を減らすことができます。
6. テーピング
テーピングは、肘の動きをサポートし、過度の負担を避けるために使用される方法です。肘の安定性を高め、不必要な圧迫を避けるために、特定の部位にテーピングを施します。これにより、肘を使う動作を行う際の負担が軽減され、回復を早める助けになります。
7. 冷却・温熱療法
肘部管症候群の治療では、症状に応じて冷却療法や温熱療法を使うことがあります。炎症が強い場合は冷却療法を、筋肉のこわばりがある場合には温熱療法を用いて、痛みや筋肉の緊張を緩和します。これにより、神経への圧力を軽減する効果が期待できます。
8. 生活指導と予防法
再発を防ぐためには、日常生活での負担を軽減することが大切です。ジール整骨院では、肘部管症候群の再発を防ぐために、日常生活やスポーツでの肘の使い方について指導します。例えば、肘を曲げる動作を繰り返さないようにする方法や、休憩を挟むことの重要性などをお伝えし、負担を最小限に抑える方法を指導します。
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