腱鞘炎｜玉野市ジール鍼灸整骨院

腱鞘炎は腱が通るトンネル状の構造（腱鞘）に炎症が生じる疾患です。この腱鞘炎には主にドケルバン病とばね指という2種類があり、どちらも腱鞘に炎症が発生しますが、炎症が起こる部位が異なるため痛みや症状の現れ方にも違いがあります。

ばね指は指の付け根部分にある腱鞘が炎症を引き起こし指を曲げたり伸ばしたりする際に腱が引っかかり、まるでバネのように指が跳ね返るような動きを見せるのが特徴です。特に朝起きた時や長時間同じ姿勢を続けた後に症状が現れやすいです。

ドケルバン病は手首の親指側にある腱鞘が炎症を起こし、親指を動かすと手首に痛みを感じるのが特徴です。特に親指で物をつかんだり手首を曲げたりする動作で痛みが強く現れやすいです。

ドケルバン病やばね指の原因としては繰り返し行う動作が挙げられます。パソコン作業や家事など、同じ動作を長時間続けることで、腱や腱鞘に過剰な負担がかかり炎症を引き起こしやすくなります。
親指を頻繁に使う動作をはじめ妊娠や出産、指をよく使う動作としては家事や手芸、楽器演奏などです。糖尿病や関節リウマチなども影響する場合があります。

フィンケルシュタインテストは親指を他の指で包み、その状態で手首を小指側に曲げると痛みが強くなる場合ドケルバン病の可能性が高いと判断されます。

【ドケルバン病について】
ドケルバン病は、手首の親指側にある腱と腱鞘が炎症を起こす腱鞘炎の一種です。親指の使いすぎや育児・スマートフォンの操作、パソコン作業などで発症しやすく、手首の親指側の痛み・腫れ・動かしづらさが主な症状です。
ドケルバン病の原因とセルフケア
ドケルバン病では、前腕から親指にかけての筋肉が緊張しているケースが多く見られます。自宅でのセルフケアとして、肘を伸ばして指を軽く引っ張るストレッチが効果的です。筋肉をゆるめることで、腱鞘への負担が軽減されます。

ジール整骨院で行うドケルバン病の施術
1. 手技療法（マッサージ・ストレッチ）
目的：親指周囲の筋肉・腱の緊張緩和と血行促進
方法：ドケルバン病が発生している親指側の手首に対し、筋肉を丁寧にほぐす施術を行います。
効果：腫れや痛みを軽減し、指の動きをスムーズにします。
2. 超音波療法
目的：腱鞘の炎症を抑え、回復を早める
方法：微細な振動を患部に与えることで、血行を促進し修復をサポート
効果：炎症緩和と治癒促進
3. アイシング・温熱療法
目的：急性期の炎症抑制と回復促進
方法：初期は冷却、回復期は温熱を使い分けます
効果：ドケルバン病による痛みの緩和、治癒の促進
4. テーピング療法
目的：腱鞘への負担軽減と固定
方法：親指や手首の動きをサポートするようにテーピングを行い、不要な動作を制限
効果：回復期間中の安静を確保し、再発を予防
5. 生活・運動指導
目的：親指の使いすぎ防止、再発予防
方法：家事・育児・仕事における手の使い方や、手首の負担を減らす運動を指導します
効果：ドケルバン病の再発防止と症状改善の促進

ジール整骨院では、『REHASAKU（リハサク）』というシステムを導入し、セルフケアをサポートしています。セルフケアは痛みの回復を早めるだけでなく、健康維持にも非常に重要です。このシステムでは、動画でストレッチやエクササイズを学ぶことができ、施術後の痛みの変化をスタッフに簡単に通知することも可能です。これをきっかけに、日常生活にマッサージやストレッチ、適度な運動を取り入れてみましょう。また、お客様が自宅でも安心してケアを続けられるよう、アフターサービスにも力を入れています。

2024年時点：岡山県内TOPの店舗数
パーソナルトレーナー兼ダンスフィットネスインストラクターでありながらフリーランスの時期に独学で解剖学などを学び、この業界に飛び込む
お客様の「⚪︎⚪︎が痛い！」というお悩みを解決したい一心で日々、施術技術の向上に努めています
また母親の大病をきっかけに身体的な健幸だけでなく精神的にも健幸になってほしいという想いで選択理論心理学を学ぶ
現在ではジール鍼灸整骨院 平井院 / 南区本院 の２店舗を管理
マーケティングリーダーをしながら部下育成にも力を入れています
ぜひ一度、ジールにご相談ください！