1. 痛みの種類
・鋭い痛み:急に鋭い痛みが腰に出現します。特に立ったり物を上げたりすると痛みが増すことが多いです。
・鈍い痛み:慢性的に腰に鈍い痛みが続きます。 長時間同じ姿勢でいると痛みが増す場合もあります。
2.痛みの場所
・腰の中心:痛みが腰の中心に集中することが一般的ですが、時には腰の視野にも広がることがあります。
3.足への放散痛(痛みの広がり)
・脚や足への痛み:特に坐骨神経痛として脚や足の裏、ふくらはぎ、下腿に放射することがよくあります。 痛みが足先にまで広がることがあり、歩行に耐えることもあります。
1.加齢による椎間板の劣化
・椎間板の老化
加齢に伴い、椎間板は次第に水分を失い、柔軟性が低下します。これにより、椎間板が衝撃を吸収する能力が減少し、圧力がかかると簡単に損傷しやすくなります。
年齢とともに椎間板が硬くなり、弾力性が失われることで、椎間板が突出しやすくなるのが一因です。
2. 不適切な姿勢や生活習慣
・長時間の座りっぱなし
デスクワークやスマホを長時間使うなど、座りっぱなしの姿勢が続くと、腰椎に負担がかかり、椎間板が圧迫される原因になります。これが繰り返されることで、椎間板が徐々に変形したり、ヘルニアを引き起こすことがあります。
・猫背や前傾姿勢
姿勢が悪いと、腰椎に不自然な負荷がかかり、椎間板が圧迫されやすくなります。特に猫背や反り腰のような姿勢は、腰部に余分なストレスをかけるため、ヘルニアを引き起こしやすいです。3. 過度な重労働や運動
・重い物を持ち上げる動作
急に重い物を持ち上げる、または無理な姿勢で重いものを持ち上げることが原因で、椎間板が圧迫されてヘルニアが発生することがあります。特に腰を曲げた状態で物を持つと、椎間板に強い圧力がかかります。
・スポーツや運動による過度な負担
高強度の運動や激しいスポーツ(例:重量挙げ、ランニング、バスケットボールなど)を行うことで、腰部に負担がかかり、椎間板が傷つくことがあります。特に反復的に腰を使う動作が多いスポーツはリスクが高いです。
4.遺伝的要因
・家族歴
腰椎ヘルニアには遺伝的な要素も影響することがあります。家族にヘルニアの既往がある場合、そのリスクが高くなることが報告されています。
・椎間板の構造や弱さ
一部の人は生まれつき椎間板が弱かったり、構造的にヘルニアを引き起こしやすいことがあります。
5.肥満や体重過多
・過剰な体重
体重が重いと、腰椎にかかる圧力が増加し、椎間板への負担が大きくなります。特にお腹周りに脂肪が多いと、姿勢が崩れ、腰椎への圧力が増してヘルニアのリスクが高まります。
・筋力不足
腰や腹部の筋肉が弱いと、腰椎を支える力が不足し、腰椎への負担が増えることになります。筋力が不足していると、椎間板に過剰な圧力がかかりやすくなります。
6.交通事故や外的衝撃
・事故やスポーツ外傷
交通事故やスポーツ中の事故、転倒などによる外的衝撃が直接的に腰椎に影響を与え、椎間板が破裂したり、突出する原因になることがあります。
・衝撃による椎間板の損傷
強い衝撃で椎間板が圧迫され、外側の繊維環が裂けて中身が外に飛び出すことがあります。
7.過度なストレスや筋肉の緊張
・精神的ストレス
ストレスが溜まると、筋肉が緊張しやすく、特に腰部の筋肉が硬直して腰椎への圧力が増します。この状態が長期間続くことで、腰椎ヘルニアのリスクが高まることがあります。
8.慢性的な腰痛や過去の腰のケガ
・過去の腰の怪我
腰部を以前にケガしたことがある場合、その部分が弱くなり、再度負担がかかることでヘルニアが発生することがあります。
・慢性腰痛
長年にわたる腰痛がある場合、椎間板や周辺の組織が疲労し、ヘルニアが発生しやすくなることがあります。
腰椎ヘルニア(椎間板ヘルニア)は、腰の椎間板が圧迫されてその中の髄核が外に飛び出すことで、神経を圧迫し痛みやしびれを引き起こす疾患です。ジール整骨院での施術は、症状を軽減し、痛みの原因を根本的に改善することを目指します。
以下は、ジール整骨院で行われる主な施術方法です。
1. 手技療法(マニュアルセラピー)
・筋肉の緊張をほぐす: 腰椎ヘルニアでは、周りの筋肉が緊張して痛みを引き起こすことがあります。整骨院では、手技を使って筋肉のこりや緊張をほぐし、血行を促進することが行われます。例えば、指圧やストレッチなどを用いて筋肉の柔軟性を取り戻します。
・関節調整: ヘルニアが原因で腰椎の関節が歪んでいる場合、関節調整を行うことで、関節の可動域を回復させ、神経への圧迫を軽減します。
2. 姿勢矯正
腰椎ヘルニアの症状を悪化させる要因のひとつに悪い姿勢があります。長時間同じ姿勢を取ることや、前かがみで作業することなどが、腰への負担を大きくします。ジール整骨院では、患者さんの姿勢をチェックし、正しい姿勢を保つための指導や矯正を行います。
特に、骨盤の矯正や脊柱のアライメントの調整をすることで、腰にかかる負担を減らし、ヘルニアの症状を軽減することができます。
3. 温熱療法・冷却療法
・温熱療法: 血行を促進し、筋肉の緊張を和らげるために温める方法です。患部を温めることで、痛みを和らげ、筋肉をリラックスさせる効果があります。
・冷却療法: 炎症や腫れがある場合、冷却することで炎症を抑えることができます。冷却を適切に行うことで、痛みの原因を軽減できます。
4. 電気療法(電気刺激療法)
低周波治療器や高周波治療器を使って、患部に電気的な刺激を与え、筋肉の緊張を緩めたり、血行を改善したりします。この方法は痛みを和らげる効果があり、特に急性の痛みが強い時に有効です。
5. 運動療法
腰椎ヘルニアに伴う痛みが軽減した段階では、患者さんに適切なリハビリテーション運動を指導します。腰周りの筋肉を強化するためのエクササイズや、柔軟性を向上させるストレッチを行うことで、再発を防止することができます。
6. トリガーポイント治療
筋肉の中にできた「トリガーポイント」(筋肉のこり)が痛みを引き起こしている場合、これを解消するために、トリガーポイントに対する圧迫療法や指圧療法を行うことがあります。この方法で筋肉のこりを解消し、痛みを軽減します。
7. 姿勢や動作の改善指導
腰椎ヘルニアを予防するためには、日常的な姿勢や動作を改善することが重要です。整骨院では、患者さんの生活習慣や仕事環境に合わせたアドバイスを行います。例えば、座り方や立ち上がり方、持ち上げ方などの指導を受けることができます。
・腰椎ヘルニアの治療や再発予防にも最も重要なのは姿勢の改善です。
・正しい姿勢を維持するための筋力のエクササイズ、セルフケアを指導いたします。
ジール整骨院では『REHASAKU(リハサク)』というシステムを導入し、セルフケアをサポートしています。セルフケアは痛みの回復を早めるだけでなく健康を維持するためにも非常に重要です。
このシステムではストレッチやエクササイズの動画を視聴でき施術後の痛みの変化をスタッフに通知することも可能です。これにより施術後のケアを自宅でしっかり行えるようになります。
またリハサクをきっかけにマッサージやストレッチ、適度な運動をライフスタイルに取り入れてより健康的な生活を送っていただけるようお手伝いします。私たちはアフターサービスにも力を入れており、お客様が自宅でも安心してケアを続けられる環境を提供しています。
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