岡山県玉野市で首の痛みにお悩みの方へ
首の痛みは、首周囲の筋肉や関節に過度な負荷がかかることで発生する非常に一般的な症状です。現代では、長時間のデスクワークやスマホの使用、悪い姿勢などが原因となり、年代や生活スタイルに関係なく多くの方が首の痛みに悩まされています。
この首の痛みは、日常生活に支障をきたすだけでなく、放置することで肩こり・頭痛・腕のしびれなどの二次的な症状へとつながる可能性もあります。特に、首を頻繁に使うスポーツや肉体労働、育児や介護といった動作を繰り返す方に多く見られる傾向があります。
しかし、首の痛みは原因を明確にし、適切なアプローチを行うことで改善することが十分に可能です。
この記事では、
・首の痛みの主な原因
・具体的な症状と特徴
・診断方法や評価の流れ
有効な施術・リハビリ方法 について詳しく解説し、さらに首の痛みに関するよくある質問にもお答えしていきます。
清水先生
(グランデンタルクリニック)
実際に施術を受けて、その的確さと効果に非常に驚かされました。痛みの原因を丁寧に突き止めるだけでなく、頭部の位置や噛み合わせなど細かな要素まで配慮された施術により、短期間で体の変化を体感できました。体の歪みに起因して噛み合わせの調整が必要と判断されるケースでは、連携しながら治療を進めています。ジールさんの精度の高い診断と全身を見据えたアプローチにより、より高い治療効果が期待できる、信頼のおける整骨院です。
大村先生
(マーメイド歯科)
施術がとても丁寧で、日常生活で意識すべき姿勢や簡単にできるストレッチも教えていただき、体の調子が良くなってきました。施術中の会話にはユーモアもあり、リラックスした雰囲気の中で信頼関係を築けるのが魅力です。患者一人ひとりに寄り添ってくれる温かさがあり、安心して通うことができます。大切な家族や当院の患者さまにも自信を持ってご紹介できる整骨院です。
味村先生
(西阿知クオーツ歯科)
毎日の顕微鏡を使った診療では、ピントを合わせるために右足でペダルを操作する必要がありましたが、負担が蓄積し、ついには30分歩くのもつらい状態が2か月も続いていました。以前通っていた他の治療院では、治るかどうかも分からないまま施術され、質問しても明確な説明がなく、不安なまま改善も見られませんでした。こちらでは初回から痛みの原因や回復までのプロセスをわかりやすく説明してくださり、安心して施術を受けられました。2週間しっかり通院した結果、今では1時間歩いても全く支障がなくなりました。現在は再発防止のため定期的にケアをお願いしています。あのまま歩けなくなっていたかもしれないことを思うと、本当にこちらに出会えて良かったと心から思います。今後ともよろしくお願いいたします。
首の痛みの主な原因は3つのタイプに分類されます
首の痛みの原因となる状態は、大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
① 筋肉や筋膜による首の痛み
最も一般的なタイプが、首の筋肉や筋膜に過剰な負荷がかかることで起こる首の痛みです。長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、うつむき姿勢などが続くことで、首の筋肉が緊張し、首のこりや痛みを引き起こします。このタイプの首の痛みは、慢性化すると肩や背中まで影響を及ぼすこともあります。
② 椎間関節に起因する首の痛み
首の骨(頚椎)同士をつなぐ椎間関節が炎症を起こしたり、動きが悪くなったりすることで生じる首の痛みです。このタイプの痛みは、特に首を後ろに反らしたときや回旋(ひねり)動作で強くなる傾向があります。また、朝のこわばりや可動域制限を伴うことも特徴です。
③ 椎間孔の障害による首の痛み
神経が通る通路である椎間孔(ついかんこう)が狭くなることで、神経が圧迫され、首の痛みだけでなく腕のしびれや放散痛が生じる場合があります。これは「頸椎症性神経根症」などと呼ばれることもあり、首から腕・手指にかけての不快感を伴うのが特徴です。
これら3つのタイプは、見た目の症状が似ていても原因が異なるため、適切な評価と施術が必要になります。今感じている首の痛みがどのタイプに該当するかを見極めることで、効果的なケア・治療が可能になります。
① 筋肉・筋膜性による首の痛み
筋肉・筋膜性首の痛みとは、肩甲挙筋、斜角筋、僧帽筋など、首周辺の筋肉に過度な緊張や軽度な損傷が起こることで発生するタイプの首の痛みです。これは首の痛みの原因として最もよく見られるもので、姿勢不良や長時間の同じ姿勢、精神的ストレスなどが引き金になることが多くあります。
このタイプの首の痛みでは、首の可動域が制限されることが多く、動かすと痛みが強くなるのが特徴です。また、首だけでなく、肩や背中にまで張り感や不快感を感じることもあります。
首の筋肉に由来する痛みであるため、筋肉を緩めたりストレッチしたりすることが症状の緩和につながります。リラクゼーションや適度な運動、正しい姿勢を意識することで、再発予防にもつながるタイプの首の痛みです。
② 椎間関節性による首の痛み
椎間関節性首の痛みとは、頚椎にある椎間関節に機能的な問題や炎症が起こることで発生するタイプの首の痛みです。首の後ろに位置する椎間関節は、頭を支える役割を担っており、この関節にストレスがかかると痛みが出現します。
特にこのタイプの首の痛みは、上を向く動作(後屈)で強くなることが多く、天井を見るような動作が困難になる場合もあります。デスクワークやスマートフォンの使用などで頚椎に負担がかかり続けることが主な原因とされています。
椎間関節性首の痛みの診断では、「スパーリングテスト」という徒手検査が用いられます。これは、首を後ろ斜めに倒した状態で、頭部に軽く圧をかけ、痛みの有無を確認する検査で、関節の炎症や神経への影響がないかを見極める重要な手段です。
このタイプの首の痛みでは、無理な動作を避けつつ、関節周囲の筋肉の柔軟性を保ち、姿勢の改善を図ることが回復の鍵となります。
③ 椎間孔障害による首の痛み
椎間孔障害による首の痛みとは、頚椎(首の骨)同士の間にある神経の通り道=椎間孔に狭窄や圧迫が生じることで発生するタイプの首の痛みです。椎間孔の中を通る神経が圧迫されることで、単なる首の痛みだけでなく、肩から腕にかけてのしびれや放散痛が現れるのが特徴です。
このタイプの首の痛みは、特に首を反らす、ひねる動作などで神経の圧迫が強くなり、症状が悪化することがあります。慢性的に悪い姿勢を続けている方や、加齢に伴う椎間板の変性などが原因となることが多いです。
診断には、「ジャクソンテスト」という徒手検査が用いられます。この検査では、首を後屈させた状態で頭頂部から軽く圧を加え、神経に症状(痛みやしびれ)が出るかどうかを確認します。首から肩、腕にかけての症状が再現されることで、椎間孔由来の首の痛みと判断されます。
椎間孔障害による首の痛みは、単なる筋肉疲労とは異なり、神経への影響があるため、早期に適切な評価と対応が必要です。
頚部脊柱管狭窄症による首の痛み
上記でご紹介した3つのタイプの首の痛み(筋・筋膜性/椎間関節性/椎間孔障害)に比べると頻度はやや少ないものの、頚部脊柱管狭窄症も首の痛みを引き起こす重要な原因の一つです。
この疾患は特に高齢者や男性に多く見られ、進行性の症状が特徴です。
初期段階では、首の痛みや肩甲骨周囲のこりが主な症状であり、手のしびれなどの神経症状はあまり見られません。しかし、首を動かした際に痛みが強くなる傾向があり、徐々に首の痛みが肩や腕、手指にまで広がることがあります。
症状が進行してくると、首の痛みに加えてしびれが手や腕さらには足にも現れるようになり、手に力が入りにくいといった運動機能の低下を感じ始めます。さらに重症化すると、両手足のしびれや動きの鈍さ細かい作業(ボタンを留める、箸を使う等)の困難、階段の昇降が困難になる排尿・排便のコントロール障害など、首の神経圧迫による全身症状が現れてきます。
このように、頚部脊柱管狭窄症による首の痛みは、初期には軽度でも、放置すると重篤な神経障害に進行するリスクがあります。そのため、「ただの首こり」と思わず、早期に評価と対応を行うことが重要です。
〒706-0001 岡山県玉野市田井
3丁目1188-1
備前田井駅から徒歩15分
わたなべ生鮮館田井店の敷地内駐車場多数
平日 9:30~19:00
土祝 9:30~18:00
水曜・日曜