肩を上げると痛みや引っ掛かり、夜間痛や可動域制限などスポーツ選手に多い疾患です。
また、中高年にも多く見られる疾患です。
肩関節インピンジメント症候群とは、肩を安定させる筋肉らが挟まれたり、動きが悪くなったりして痛みが出て、肩がスムーズに動かせなくなるなどの症状の総称です。スポーツに起因するものが多いですが、中には日常生活での繰り返しの肩への負担によっても起こるものもあります。
肩関節インピンジメント症候群は、肩関節の色々な場所で起こります。肩峰と棘上筋間で肩峰下滑液包が挟まれるエクスターナルインピンジメント、棘上筋の関節包面が後上方関節唇と衝突するインターナルインピンジメントなどがあります。
当院には、コンビネーション治療器というものがあります。
(超音波治療と電気治療を同時に受けられる機材)
・超音波治療:炎症物質の抑制と痛みを減らす治療方法(非温熱作用:通称ミクロマッサージ)
・電気治療:痛みの緩和と組織の修復を早める治療方法(ハイボルテージ・マイクロカレント)
【症状が強いとき=急性期】
・症状のある肩を無理に動かしたり直接施術することは避け、体幹などからアプローチします。
・肩に負担がかからない姿勢にする治療=姿勢矯正をします。
【症状が落ち着いてきたとき】
・肩の動きが悪くならないように肩の可動域を広げる治療をします。
→ストレッチ、関節モビライゼーション、筋マッサージなど
・肩甲骨の動きを改善
→小胸筋や前鋸筋のストレッチや筋マッサージ
・後下方関節包の拘縮改善
→後下方関節包の関節モビライゼーション
・胸椎後弯(猫背)の矯正
ローテータカフをサポートするテーピングをすることもあります。
菱形筋と僧帽筋中部繊維のエクササイズや胸筋のストレッチングを処方
〒706-0001 岡山県玉野市田井
3丁目1188-1
備前田井駅から徒歩15分
わたなべ生鮮館田井店の敷地内駐車場多数
平日 9:30~19:30
土祝 9:30~17:30
水曜・日曜