椎間関節性頚部痛というと、聞きなれないかもしれませんが、首の痛みを訴える患者さまの中でも多い疾患です。主に首を後ろにそらした時に症状が出ます。
椎間関節という背骨と背骨の間の関節に、周囲の筋肉や軟部組織などが
挟み込まれることで痛みが出ます。
姿勢の悪さにより椎間関節に負担がかかります。
過度に反らす動作を繰り返すこともこの疾患の原因になります。
当院には、コンビネーション治療器というものがあります。
(超音波治療と電気治療を同時に受けられる機材)
・超音波治療:炎症物質の抑制と痛みを減らす治療方法(非温熱作用:通称ミクロマッサージ)
・電気治療:痛みの緩和と組織の修復を早める治療方法(ハイボルテージ・マイクロカレント)
【症状が強いとき=急性期】
・症状のある首を無理に動かしたり直接施術することは避け、体幹などからアプローチします。
・首に負担がかからない姿勢にする治療=姿勢矯正をします。
【症状が落ち着いてきたとき】
・首の動きが悪くならないように首の可動域を広げる治療をします。ストレッチ、関節モビライゼーション、筋マッサージなど
・猫背、スウェイバックなどを矯正します。多くの方が日頃の姿勢の悪さによって椎間関節に負担がかかっているため
・首の横にある胸鎖乳突筋という筋肉が硬いと頭の位置を身体よりも前に引っ張ってしまうので、筋マッサージやストレッチで柔らかくします。
椎間関節をサポートするテーピングをすることもあります。
・椎間関節性頚部痛の治療と再発予防には姿勢の改善が重要です。ご自宅でできるセルフストレッチやエクササイズを紹介します。例えば胸鎖乳突筋のストレッチ、チンイン(あごを引く)エクササイズ、腹横筋のエクササイズなどです。
〒706-0001 岡山県玉野市田井
3丁目1188-1
備前田井駅から徒歩15分
わたなべ生鮮館田井店の敷地内駐車場多数
平日 9:30~19:30
土祝 9:30~17:30
水曜・日曜