仙腸関節は、仙骨と腸骨がつながっている部分の関節です。大きく動く関節ではありませんが、足を動かしたり、腰を動かす時に重要な関節なので、仙腸関節を痛めると日常生活での動きにかなり影響がでます。
仙腸関節性腰痛は、「骨盤が前傾しすぎているもの」と「骨盤が後傾しすぎているもの」に大きく分けられます。
骨盤が前傾しすぎていると反り腰になり、仙腸関節がつまるような状態になって痛みます。
骨盤が後傾しすぎていると、仙腸関節が引きはがされるような状態になって痛みます。
院には、コンビネーション治療器というものがあります。
(超音波治療と電気治療を同時に受けられる機材)
・超音波治療:炎症物質の抑制と痛みを減らす治療方法(非温熱作用:通称ミクロマッサージ)
・電気治療:痛みの緩和と組織の修復を早める治療方法(ハイボルテージ・マイクロカレント)
【症状が強いとき=急性期】
・腰を無理に動かしたり直接施術することは避け、股関節や下半身などからアプローチします。
・腰に負担がかからない姿勢にする治療をします。
【症状が落ち着いてきたとき】
・骨盤前傾の場合:太ももの前側や内もものストレッチや筋マッサージをします。
・骨盤後傾の場合:お尻や太ももの後ろ側のストレッチや筋マッサージをします。
・仙腸関節をサポートするテーピングをします。
・仙腸関節を安定させてくれる、多裂筋や腹横筋のエクササイズをします。
・再発予防のセルフストレッチやエクササイズを指導いたします。
〒706-0001 岡山県玉野市田井
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